CloudFormationによるセットアップ

CloudFormationスタックの起動

事前準備を省力化するため、このワークショップの環境を準備するCloudFormationテンプレートを用意しました。このCloudFormationスタックには、VPCおよび2つのアベイラビリティゾーンに対応するそれぞれのサブネット、IAMポリシーとロール、セキュリティグループ、S3バケット、EFSファイルシステム、そしてワークショップ環境自体を操作していくためのCloud9 IDE環境が含まれます。

CloudFormationスタックの作成

  1. こちらに準備したCloudFormationテンプレートをダウンロードします。

  2. 作成されるリソースにどのようなものがあるか、テンプレートの内容を確認します。

  3. AWS CloudFormationマネジメントコンソールを開きます。

    ファシリテーターがいる場合、ファシリテーターの指示したリージョンを選択していることを確認してください。

  4. スタックの作成 (Create stack)」をクリックします。

  5. テンプレートの指定 (Specify template)」で「テンプレートファイルのアップロード (Upload a template file)」をクリックし、「ファイルの選択 (Choose file)」に先ほどダウンロードしたテンプレートファイルを指定します。

  6. 次へ (Next)」をクリックします。

  7. スタックの詳細指定 (Specify stack details)」で、「スタック名 (Stack name)」に runningAmazonEC2WorkloadsAtScale を指定します。

  8. (オプション) **パラメータ (Parameters)**で sourceCidr を変更することで、EC2インスタンスへのSSHおよびHTTPアクセス、またロードバランサへのHTTPアクセスの接続元を限定することができます。

  9. 次へ (Next)」をクリックします。

  10. スタックオプションの指定 (Configure stack options)」は変更不要です。

  11. 次へ (Next)」をクリックします。

  12. スタックの構成内容を確認します。画面最下部の「機能」では、「AWS CloudFormation によって IAM リソースが作成される場合があることを承認します。」(I acknowledge that AWS CloudFormation might create IAM resources) にチェックを入れます。設定内容に問題がなければ「スタックの作成 (Create stack)」をクリックします。

スタックの進捗確認

スタックの作成完了の目安は、おおむね5分ほどです。

  1. AWS CloudFormationマネジメントコンソール から、作成したスタックを選択します。

  2. スタックの詳細を表示するペインで「イベント (Events)」タブをクリックします。更新ボタンで最新情報を表示することができます。

イベント (Events)」タブでは最新のイベントが先頭に表示され、スタックの主要なステップがどこまで進んだかを確認できます。

AWS CloudFormationがそれぞれのリソースの作成を開始すると、「CREATE_IN_PROGRESS」イベントが記録されます。そのリソースが正常に作成完了すると、「CREATE_COMPLETE」イベントが記録されます。

スタック全体の作成が完了すると、「イベント (Events)」タブの最上部に「CREATE_COMPLETE」イベントが記録されます。